愛知県名古屋市中区
名古屋男性死亡：知人の女を殺人容疑で逮捕
2009年8月12日
名古屋市中区富士見町のマンション2階ベランダでスナック店員、坂田誠さん（68）が腹などを切られ死亡した事件で、愛知県警中署は8月11日、坂田さんの知人で同市中村区靖国町１、会社員、矢田宣子容疑者（67）を殺人容疑で逮捕した。
逮捕容疑は、矢田容疑者は11日午前6時40分ごろ、坂田さんの自室内で、坂田さんの腹などを文化包丁で刺して殺害したとしている。司法解剖の結果、坂田さんの死因は出血性ショックだった。
中署によると、矢田容疑者と坂田さんは40年前に知り合い、一時期内縁関係にあったという。取り調べに対し、矢田容疑者は「金を返してくれと言ったら、帰れと冷たくされたので殺そうと思った」などと容疑を認めているという。
矢田容疑者は坂田さんを刺した後、現場から自宅に逃走したが、同日午後0時25分ごろ、知人に付き添われて同市中村区の交番に自首した。
