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愛知県田原市
加治区自治体が愛犬パトロールで防犯・いじめ防止

2004年12月11日

 安全を守る47犬士が年末のまちをかっ歩。田原市の加治区自治会(鈴木眞一郎自治会長、450戸)は犯罪などが多発する年末へ向け、犬のお巡りさん47義士による同地区「愛犬パトロール」を展開中。朝夕に必ず行われる「犬の散歩」を防犯や安全、マナー向上に役立てる試み。現在は出ていないが、防犯に活躍した犬には賞状とおいしいエサが贈られる。

 同自治会は「あいさつが、緑に映えて、加治区すき」が今年のテーマ。4月から準備を進め、若手の協力によるパソコン作業で腕章を作製し、区費約10万円で実現可能な形へと整えた。デザインは、緑化モチーフの黄緑ステッカーに加治区と骨をくわえた犬のマークを入れたもので、市販腕章と組み合わせた。ワンワンにかけた10月10月から巡回し始め、童謡「犬のお巡りさん」を意識するためか子どもにも好評で、連日取り囲まれる。

 制度は、パトロールカードを提出し、腕章を受け取ったらいつもの散歩で飼主が着用するだけ。空巣の通報、いじめの防止などで活躍した犬には、感謝状やごほうびがあるため犬の意気も揚々だ。
鈴木会長は「毎日体をめぐる血液のように、それぞれの時間と散歩コースにあわせパトロールが行われている。奈良の女子小学生殺害事件など憂慮される社会情勢の中で、地域安全とコミュニティーづくりの一助として、期待している」と話した。

 約1500人が暮らす同地区では現在、赤穂浪士に見立てた47犬士が登録して活躍中。今後は地区の大多数に当たる100犬を目標に愛犬パト参加者を募っていく。田原署とも連携を深める。