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神奈川県川崎市宮前区
アパートから右足首と左足 バラバラ遺体

2013年3月6日

 川崎市宮前区有馬のアパート2階の一室で5日午前、人の右足首が見つかり、神奈川県警宮前署は死体遺棄事件として捜査を始めた。同署などによると、右足首は透明のごみ袋に入った状態で発見された。同日午後には新たに左足のひざから下の部分が見つかり、ほかにも体の一部とみられるものが見つかっているという。部屋にはパート従業員の塚原利江さん(43)と契約社員の長男(19)が2人で住んでおり、いずれも行方が分からなくなっている。

 閑静な住宅街で凄惨(せいさん)な事件が発生した。現場のアパートはブルーシートで覆われ、付近の道路も封鎖。周辺には規制線が張られるなど、物々しい雰囲気に包まれた。

 県警によると、最初に見つかったのは人の右足首だった。透明なごみ袋に入った状態で台所付近から発見された。くるぶしから下の部分で、タオルと新聞で包まれていた。成人女性のものとみられ、県警は足首が傷んでいないことから、切断されてからあまり時間がたっていないとみて調べている。室内からは血の付いた刃物も発見された。

 同日午後には、同じ部屋から別のポリ袋に入った左足のひざから下の部分も見つかり、ほかにも体の一部とみられるものが見つかっているという。

 捜査関係者によると、不明となっている塚原さんは川崎市内の大手ディスカウント店に、同じく不明の長男は都内の清掃会社に勤務していたが、2人とも3日から欠勤が続いていた。長男は2日、会社に「体調不良で休む」と連絡していたという。

 塚原さんの妹(40)の夫が4日夜、近くの交番に「義姉が見あたらない」と相談。同署員と4日にアパートを訪れ、部屋に入ったが無人の状態だった。5日に同署員が再び訪ねて室内を詳しく調べたところ、台所付近からごみ袋に入った足首がみつかった。玄関の鍵は施錠されていた。室内に2人のものとみられる2つの携帯電話などが残されていた。

 現場は東急田園都市線鷺沼駅から南東約500メートル。近所に住む男性は「30年以上住んでいるけど、こんなことは初めて」と驚きの表情。長男の中学の同級生という男性は「(長男は)おとなしく目立たない存在だった。3段階ある一番上のクラスで成績は良かった」と印象を語った。