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東京都板橋区
切りつけ2件相次ぐ 板橋 小2と中3が軽傷

2013年7月19日

 東京都板橋区の路上で19日、下校途中の小学2年の男児(8)と中学3年の女子生徒(15)が男に刃物のようなもので切りつけられる事件が2件相次いだ。警視庁高島平署によると、いずれも軽傷。同署は傷害事件として捜査を始めているが、2件の関連は薄いとみている。

 19日午後1時15分ごろ、同区徳丸の路上で、下校中の区立紅梅小2年の男児が「男に刃物のようなもので切りつけられた」と、男児の母親から110番通報があった。同署によると、男児は1人で下校中、突然左手首に痛みを感じ、周囲を見回すと不審な男がナイフのようなものを持って立っているのに気づいた。男児が手提げかばんを男に投げつけたところ、男は現場から立ち去ったという。男児はそのまま帰宅した。

 同小では同日午前中、1学期の終業式が行われていた。隣接する練馬区で6月、下校中の男児3人が男に切りつけられる事件があり、板橋区教委は登下校時に事務員を校門付近に配置していたが、集団下校などの措置は取っていなかった。

 男は40代くらいで、身長約180センチ。金髪で白のポロシャツと半ズボン姿で、赤い運動靴を履いていたという。

 一方、約4時間半後の同日午後5時40分ごろには、現場から西に約2キロ離れた同区赤塚の路上で、近くの中学3年の女子生徒が男に左腕を切りつけられた。男は女子生徒に「(東武東上線)下赤塚駅はどこですか」などと道を尋ねるふりをして、立ち止まった女子生徒にカッターナイフのような刃物でいきなり切りつけたという。女子生徒は1人で帰宅中だった。

 男は40代くらいで、身長175〜180センチ。やせ形で黒い野球帽、黒いシャツを着ていたという。

切りつけ事件は嘘 小2と中3「親に心配してほしくて」 東京・板橋

2013年7月22日

 東京・板橋の路上で19日、下校途中の小学2年の男児(8)と中学3年の女子生徒(15)が男に刃物のようなもので切りつけられたとされた通報について、男児と女子生徒が「切りつけ事件はなかった。親に心配してほしかった」と話していることが21日、捜査関係者への取材で分かった。

 警視庁は傷害事件として捜査していたが、2人の申告を受け、切りつけ事件はなかったと断定した。警視庁は通報に悪意はなかったとみて、厳重注意にとどめる方針。

 男児と女子生徒に面識はなかったが、男児が切りつけられたという通報について、女子生徒は「帰宅する途中で近所で噂話になっており、知っていた」と説明。女子生徒が男児の通報に便乗したとみられる。

 捜査関係者によると、19日午後1時15分ごろ、男児の母親から、東京都板橋区徳丸の路上で「男児が男に刃物で切りつけられた」と110番通報があった。約4時間半後の同日午後5時45分ごろには、女子生徒の父親から、男児が切りつけられたとされる現場から西に約2キロ離れた同区赤塚の路上で「男にカッターナイフで左腕を切りつけられた」という通報があった。

 警視庁が捜査したところ、いずれも通報現場近くの防犯カメラに犯人とされた人物と似た服装の人が写っていたが、男児らが切りつけられた様子はなかったという。

 その後、警視庁が2人から詳しい事情を聴いたところ、2人は21日までに「切りつけられてはいなかった」と打ち明けた。2人とも「親に心配してほしかった。事が大きくなって言い出せなかった」と話しているという。傷は、友人と遊んでいるときなどに負ったという説明だった。